動画製作

動画製作の流れを説明しています。

知っておきたい、動画製作の流れ

動画撮影を成功させたいなら、製作の流れを理解し「事前準備」をしておくことが大切です。段取りよく進めるためにも、ぜひご一読ください。
撮影の「事前準備」

全体の流れを把握する。

動画撮影の大まかな流れは、以下の通りです。この流れに沿って制作を進行していきましょう。
なお、全体スケジュールを立てると、計画的に進めることができます。

1 企画を立てる
2 シナリオ(絵コンテ)作成
3 撮影の準備
4 撮影・素材づくり
5 編集
6 公開・配信

企画を立てる。

これから撮影する動画をブレないものにするためにも、しっかりとした企画を立てる必要があります。企画立案に向けてのポイントは、以下の通りです。

① 目的を決める。

ブランディングや販売促進、企業紹介、リクルート…、何のための動画なのかを明確にします。

② ターゲットを決める。

就活中の学生、商品・サービスに興味を持っていそうな人…、誰に向けての動画なのかを決めます。ターゲットを決めることで、動画の内容、雰囲気が変わってきます。

③ どう行動してほしいかを決める。

ターゲットが動画を見ることで、「どう行動してほしい」を考えます。商品やサービスを購入してもらう、自社を知ってもらう…、動画の内容にかかわるので、具体的な行動目的を設定することが肝心です。

④ 動画の公開先を決める。

公開する媒体先を決めることで、どれくらいの動画の尺(長さ)が見えてきます。

・SNS(ツイッター、インスタ等)  10秒〜40秒程度
・YouTube            3分〜10分程度
・YouTube動画広告        5秒、15秒〜

シナリオを作成する。

感覚的に撮影から始めないことです。動画というと絵のイメージから入りがちですが、先に文章で内容をまとめ、内容に合わせて必要な動画素材を作っていくのが、まとまりのある動画製作のコツです。
シナリオなしのままだと撮影現場を混乱させ、動画がまとまらなくなる危険性があります。簡単で良いのでシナリオ(構成の文章化)を作成することをおすすめします。

絵コンテがあると、よりベスト。

絶対に必要ではありませんが、シナリオに沿った絵コンテを作っておくと撮影時に役に立ちます。余裕があれば、チャレンジしてみてください。

 撮影準備をする。

実際に撮影を行うための準備を行います、動画の構成、シナリオができると、シナリオの内容に沿った動画が必要となります、どのロケーションで何を撮るのか等決まって来ます。

キャスティング(出演者)を決める。

出演者は、何人必要なのか、社員さんなのか、モデルさんなのか。シナリオ(絵コンテ)に沿って動画に誰が出るのかを決めます。

撮影場所を決める。

シナリオの内容に沿って、撮影にふさわしい場所を探します。この場合、撮影場所を必ず下見しておきましょう。撮影場所の明暗、撮影環境(フロアの広さ、窓、コンセントの位置、備品)など事前に確認しておけば、当日慌てることなく撮影が進められます。

撮影順を決める。

シーン(撮影場所)ごとに分け、撮影する順番を決めておきます。

◎撮影シーンが多い場合は、移動時間も考慮し、余裕をもって進めるのがコツです。
◎朝日や夕景などの撮影がある場合は、撮影日の日の出、日の入り時間を調べ、それを見越したスケジュールを立て、効率よく動けるようにしておくことです。
タイムスケジュールを作る。

撮影をスムーズに進めるためにも作成しておきたいのが、当日のスケジュール(香盤表)です。どこで誰が、どんな撮影をするのか。さらにメイク・機材の準備時間、食事時間などもスケジュールに書き込みます。

しっかりとスケジュールを組んでも、時間を押すケースがほとんどです。時間に余裕を持ったスケジューリングをしましょう。

初めて動画を製作する時は、何からやれば良いのか皆目検討がつかないのが普通です。
製作の流れを把握し、まずは社内用の動画コンテンツ(研修用動画、社内イベント)から初めてみてください。

※機材をレンタルされたお客様には、レンタル機材の他に企画構成の作り方(ワークシート)からカメラの使い方など動画撮影の資料がサービス内容に入っております。
その他、香盤表見本、絵コンテのテンプレート等、PDFデータも付属しておりますので安心してご利用ください。